他社製パーツフィーダの詰まりトラブルを解消し省人化を達成した事例
建築資材で使われる消音プレートなどの樹脂製ワークは、曲がりやバリによる詰まりが発生しやすく、それらを除去するための人員が必要になります。
今回は、こうした樹脂ワークの詰まりを手作業で除去する工程を無くし、生産性の向上と省人化を達成した事例をご紹介します。
現場が抱えていた課題
現場では他社製パーツフィーダを使用していましたが、樹脂パーツ特有の曲がりやバリによる詰まりが頻発していました。そのため常に2名の作業員が装置に張り付き、手作業で詰まりを除去しなければならないという非効率な状態が続いていました。
ムラタの提案
そこで、村田精工ではワーク詰まりを除去する作業を無くすため、不良ワークを自動で判別してボウル内に戻すシステムを提案しました。
まず、問題の無いワークだけを通すゲージを作成し、曲がりやバリのあるワークはあえてそこで詰まらせます。
次に、センサーが詰まりを検知すると、数秒後に逆ブロー(エアーの噴射)を吹き不良ワークをボウル内へ戻します。
これによりワーク詰まりを手作業で除去する工程を無くすことが可能になりました。
お客様の声
実機製作の前に試作ボウルでお客様立ち会いのもと動作確認を行い、その場でワーク詰まりの除去作業が不要になることを実感していただけました。
この成果にご安心いただき既存装置への載せ替えでパーツフィーダと直進フィーダベースの2セットの発注を頂きました。
現場へ納品後は、これまで2名体制だったところを1名のみに減らすことができ、生産性の向上と省人化の両面でご満足いただいております。
まとめ
本記事で紹介したシステムのように、村田精工ではワークの特性を深く理解し、それに合わせた柔軟な設計でトラブルの解決を図ります。
「他社製品では解消が難しかった」「樹脂パーツだから諦めていた」といった課題を感じていられましたら、村田精工にお気軽にご相談ください。
